現在、歯科医院は、全国で6万件以上。 少子高齢化や歯科医院開業ラッシュで、医院当たりの患者数が減るなか、ホームページをあらたなPR手段としてお考えの方も多いと思います。 歯科医院を開業されている皆さんのもとには、そうした背景を踏まえて、いろいろなアプローチがあることと思います。 しかし、皆さんにそれなりの知識がないと、そうした業者の良し悪しは区別がつかないと思います。 料金もピンからキリまであるので、とりあえず適当なところに頼んで、あまり満足のいかないことになってしまった場合や、慎重な方は、判断がつかずに踏み出せずにいる場合もあるかもしれません。 いままで、かなりの数の歯科医院のホームページを制作してきましたので、歯科医院のホームページについて、いろいろ調べるなどして、わかってきました。 ここにご紹介します。 歯科医院向けホームページの現状 歯科医院が運営するホームページは、現在、5〜6,000件くらいあると思われます。ブログなども含めるともっとあるでしょう。だいぶ増えてきましたが、全国の歯科医院が6万件という数字から見たらどうでしょうか。まだまだ差別化の手段であると考えられる数字ではないでしょうか。 また、そのうち、生きたホームページ(1.定期的に更新され、内容が陳腐化していない、2.検索でヒットして一般の人が見ることができる)を お持ちの医院は、4〜5,000件程度です。 あとは、開設以来一度も更新されていない、最新更新日が数年前など、トップページを見ただけで帰ってしまいたくなるサイトや、医院名で検索しないと上位に表示されないサイト、すでに閉鎖になっているサイト、などです。 かなりの数のサイトが有効に利用されていないという現状があります。 ホームページは必要か ホームページは、世界中の人がどこからでも見ることができるということが特徴で、ある程度地域限定の方々を相手にする歯科医院では、あまり効果がないという考えもあります。 狭い範囲での問題なので、一番近い歯医者さんを選びがちだし、そこが気に入らなくても電話帳やご近所の評判などによる情報で十分です。 しかし最近では、電話帳より身近だし、近所づきあいの煩わしさもないので、近隣の情報さえインターネットで集める人も多くなっています。 さらに、 自費診療を検討している方にとっては、医院選びはより重要な問題なので、多くの情報が出ているインターネットで調べようと思うのは当然の成り行きです。 ホームページの特徴からすれば、電話帳や近所のおばさんよりカバーする範囲が広いので、例えばお住まいとの間にある数件の歯医者さんを飛び越してこられる方、隣の駅にお住まいの方など、今までよりもう少し遠くの方がきてくれるという可能性が広がります。 また、新規の患者さんのなかには「紹介」、いわば「口コミ」でこれらる方も多いと思います。既存の患者さんの診察券にホームページのアドレスがあったらどうでしょう。 口で説明されるより、「ホームページがあるから見てみて」といった方が双方簡単だし、よくわかります。このようにホームページは口コミの有効な援護射撃となってくれるのです。 歯科医院のホームページは、多くのアクセスを集めるというよりは、少ない訪問者ながら、来てくれた人には熱心に見てもらって、選んでもらうという目的で作るとすれば、絶対必要で有効なものなのです。 歯科医院のホームページに必要なこと ほかの業態のホームページと特に違うということはないと思いますが、いくつか列記してみます。 まず、ホームページを公開するうえで、業種にかかわらず必要なことは、 1.公開する場所を確保する・・・いわゆるサーバーと呼ばれるもので、プロバイダーがサービスで提供するものから、業者からサーバーをレンタルする形態などもあります。インターネットにつながるパソコンを使って、自前で運営することもできます。 2.公開するためのアドレスを取得する・・・URLとか、ホームページアドレスなどといわれます。1.のサーバーを提供する業者が一緒に管理しているケースが多いです。ある程度自分の好きなアドレスを付けることができます。 3.内容をつくる・・・どのような内容をどのようなデザインで掲載するかを決めて作ります。パソコンが使えれば自分で作ることもそれほど難しくありませんが、もちろん製作業者がたくさんあります。価格もいろいろあります。 4.一般の人に見てもらえるようにする・・・検索エンジン対策とか、SEOなどと呼ばれるもので、歯科医院を探そうとする人の目にとまるよう、自身のサイト内とインターネット上でいろいろな工夫をします。これも専門の業者がいます。 5.必要に応じて内容を更新する・・・この部分は生きのいいホームページを運営するうえで重要だと思いますが、それを好んで請け負う業者は多分あまりいません。日々の細かな更新より新規の制作を中心に行ったほうが割がいいのでしょう。多くのホームページ制作業者は、更新作業も行ってくれますが、その料金は割高な印象がします。自分で更新することももちろんできます。ブログなどを作っておけば、比較的簡単に更新できるので、そのようにする人も増えています。 複雑なのは、上記の 1.から 5.を別々の業者がやっていることが多いということです。それぞれは関連があることなので、ホームページ立ち上げ時には、それらをまとめてやってくれる業者も多いです。 しかし、4.や 5.は継続して行うことなのに、まとめて見てくれる業者はあまり聞きません。 次に歯科医院のホームページに必要な内容です。概ね以下のようなことではないでしょうか。 1.必要なキーワードで検索すると上位に表示される 地域性が強いので、「地域名(市町村名・最寄の駅)+歯科(医院)」、「地域名+歯医者」、などのキーワードで上位表示されるよう、チューニングが必要です。特に力を入れている診療科目、項目(小児歯科、予防歯科、自費診療、インプラント)があれば、そちらでも上位表示されるように調整します。 2.連絡先、診療時間、診療科目、場所など、基本的な情報がわかりやすいところに表示されている 知りたい情報が簡単に見つけられないと、それだけで次の歯科医院のサイトに移動してしまうこともあります。特に「ここに決めた」と思ったら、すぐ電話などできるよう、連絡先は、常に目立つところに表示します。 3.医院の考え方や雰囲気、スタッフの雰囲気、が伝わるデザイン・内容になっている 診療に対する考え方や、院内が明るい感じなのか、落ち着いた感じなのか、おしゃれな感じなのか、などの雰囲気は、初めて訪れる人にとっては気になるところなので、それが伝わるサイトにすることが重要だと思います。 診療についての考え方などの部分は、お手数でも院長自らご自分の言葉で書かれることで、より伝わると考えるので、そのようにお勧めしています。また、なかには敬遠される先生もいらっしゃいますが、院長や勤務医、スタッフの方の写真なども掲載するとより親しみを感じると思います。 4.ホームページの運営も熱心にしているとわかる 正しい判断かどうかは別として、更新が定期的になされているホームページは、院長やスタッフがホームページにまじめに取り組んでいると思われ、それが治療にも情熱をもって取り組んでいるという印象を与えることはあります。 当方では、以上の状況を踏まえて、歯科医院向けのホームページの制作と、更新管理を行っています。 ここまでに書かれていることすべてを 100%を実現できているわけではありませんが、常に最大限の努力をしています。 制作は、サーバーの手配、ドメイン取得からサイト制作、検査エンジン登録まで、まとめて行います。 更新管理では月額定額で、いくつかのコースをご用意しています 料金は こちら お問い合わせは こちら お申し込みは こちら 更新管理のプランのひとつとして、「連載コラム」を提供しています。
全てのコラムは、歯科医の監修を受けています。専門的な内容のものもあり、診療内容紹介の補助的な役割も果たします。( 主なコラムのタイトルとプレビューはこちら)
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